イベント

東山魁夷せとうち美術館 秋の特別展 「いにしえの美にまなぶ-古画のうつしと日本の美」

  • 美術

日本画は、線描と色彩が基本となって成り立つ、長い歴史をもつ絵画です。新しい日本画の創造のステップとして、伝統を重ねる日本画を改めてひも解き、一つの重要な試みとして、絵を写す「模写」という手法があります。東山魁夷をはじめ、現代の日本画家誰しもが、模写によって解き明かされた筆線や色彩を学び、創造の力としています。模写は、線や色彩を解体し、組み立てていく作業であり、千年も数百年も前の作品を写し取ることによって、その時代の空気や制作者の思いや感覚までもよみがえります。
本展では、昭和42年の法隆寺金堂壁画再現事業に22歳で安田靫彦班にて助手として参加した、日本画家の井上耐子氏(高松市出身、武蔵野美術大学名誉教授)の協力を得て、古典絵画の模写から描くことの魅力を再考します。あわせて長野県信濃美術館 東山魁夷館の協力を得て、同館所蔵の東山魁夷が中央アジアの旅で描いたスケッチシリーズ「天山遙か」を紹介します。

開催日 2020年09月19日 (土) ~ 2020年11月08日 (日)
休 館 日:月曜日(9月21日<月祝>は開館)、9月23日(水)
開催場所 東山魁夷せとうち美術館
料金 610円(20名以上の団体料金 490円)
主催者 東山魁夷せとうち美術館
TEL 0877-44-1333

東山魁夷せとうち美術館

住所 〒762-0066
香川県坂出市沙弥島字南通224-13
  • ホーム
  • イベント一覧
  • 東山魁夷せとうち美術館 秋の特別展 「いにしえの美にまなぶ-古画のうつしと日本の美」