県立ミュージアム 新たに県指定有形文化財に指定された玉楮象谷の作品を特別公開します。
玉楮象谷(1806~1869)は、江戸時代末期、高松藩主の御用を中心に活躍した
漆工です。象谷は、江戸や上方で蒔絵が主流とされる当時において、中国や東南アジア伝来の唐物漆器を探求し、得意とした彫りの技術を活かして独自の彫漆、蒟醤、存清の漆芸技法を確立しました。その技法は、現代の香川漆芸にも受け継がれています。
令和元(2019)年9月、県内に所在する象谷の作品のうち、とくに作品に年紀銘があり、象谷の高い技術力や芸術性をあらわした作品3点が香川県の有形文化財に指定されました。
象谷の没後150周年にあたる令和2(2020)年のはじまりにあたり、新たに文化財指定された作品を特別公開いたします。同会期で開催する第66回日本伝統工芸展と合わせてご覧ください。
開催日 | 2020年01月02日 (木) ~ 2020年01月19日 (日) 開館時間:9:00~17:00 |
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開催場所 | 香川県立ミュージアム 常設展示室1 |
料金 | 一般410円(330円) *( )内は20名以上の団体料金 *特別展の観覧券で観覧できます(第66回日本伝統工芸展と同時開催)。 *高校生以下、65歳以上の方、身体障害者手帳等をお持ちの方は無料 |
主催者 | 香川県立ミュージアム |
TEL | 087-822-0247 |
kmuseum@pref.kagawa.lg.jp |
香川県立ミュージアム
住所 | 〒760-0030 香川県高松市玉藻町5-5 |
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