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第2回 たかまつ国際古楽祭inサンポート「旅する古楽」

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●ベルギー・フランダース政府 招聘支援事業
第2回たかまつ国際古楽祭 in サンポート  Musica Antiqua Takamatsu  
《サンポート高松が18世紀のヨーロッパにタイムスリップ!?》  
『旅する古楽〜コレッリからバッハ一族へ〜(Les Goûts Réunis: un tournée musical de Corelli à la famille Bach)』  


   今回のテーマは「旅する古楽」。ヨーロッパの音楽家たちは17世紀末から18世紀にかけ、国境を超えて影響を与え合っていました。たとえば、2018年に生誕350周年を迎えるフランスの作曲家クープラン。彼は1724年にイタリア様式とフランス様式をミックスさせたコンセール(管弦楽組曲)を発表しました。そのクープランが愛した作曲家がコレッリです。このイタリア出身の作曲家は、南ドイツの作曲家達を魅了し、ヨハン・セバスティアン・バッハもそのひとりでした。そのバッハは、彼の息子たちにとって大きな存在であったことは言うまでもないでしょう。そしてバッハの次男坊の名付け親がテレマン! 昨年没後250年を迎えた彼もドイツ人でありながらフランス、イタリア、ポーランドのテイストをちりばめたハイブリットな音楽で、当時はバッハよりも人気を集めていました。こんな風に、越境する才人たちが新たな音楽を次々と生み出した時代だったのです。この「旅人たち」の音楽を、最も古くて最も新しいHIPP*(ヒップ) な演奏でお楽しみいただきます。  
注:* Historically Informed Performance Practice(時代考証演奏法)。それぞれの頭文字を取って「HIPP」と欧米では呼ばれています。

●第2回の見どころ     
○ 世界的古楽アンサンブルイル・ガルデリーノが高松に!
○ 「イル・ガルデリーノ」と檀紙小学校リコーダークラブとの共演!   
○ 浜松楽器博物館のクヴァンツフルートの複製モデルをヴィンネ氏が日本で初めて演奏  
​○ 世界一のバロック・オーボエ奏者マルセル・ポンセール四国初登場 
○ 高松の映画監督・香西志帆氏と海外ゲストのトークショー   
○ 日本を代表するバロックチェロ奏者の高橋弘治氏も特別賛助出演 

●日時|2018年4月21日[土]     
A公演 14時開演(13:30開場)    
香西志帆監督とゲストによるトークショー 16時開演(15:45開場)              
B公演 17時開演             

●出演   イル・ガルデリーノ(古楽アンサンブル)  古楽アンサンブル「 イル・ガルデリーノ」は、ベルギー屈指の古楽アンサンブルグループ。 結成は1988年、世界的バロックオーボエ奏者のマルセル・ポンセールと、フラウト・トラヴェルソ奏者のヤン ・デ・ヴィンネのふたりを中心に室内楽演奏会を始め、のちに5人の弦楽器奏者が加入。やがてベルギーのク ラシックラジオ番組「Klara」のサポートを受けながら、レパートリーを増やし、2000年以降はフランダース政 府の助成金を受け活動している。これまでにブルージュ古楽祭を始め、ユトレヒト古楽祭、プラグ古楽祭、インスブルック古楽祭、ベルリン古楽祭、ライプツィッヒ古楽祭、バルセロナ古楽祭など世界の主要な古楽際に招待され、フランダースの文化大使としてヨーロッパの音楽会においてなくてはならない存在になった。これまでACCENT、Klara、Eufoda 、Etcetera recordsそしてPassacailleなどのCDレーベルで録音を重ねた。発表したCDは25 枚を超え、 ディアパゾンやクラシカなど世界中の音楽雑誌から多くの賞を受けている。    


ヤン・デ・ヴィンネ(フラウト・トラヴェルソ、音楽監督) Jan De Winne, flauto traverso, artistic direction  
マルセル・ポンセール(バロック・オーボエ、音楽監督) Mancel Ponseele, baroque oboe, artistic direction  
ルッツ・ヴァン・キレヘム(リコーダー) Ruth Van Killegem, recorder  
クリストフ・ロベール(バロック・ヴァイオリン) Christophe Robert, baroque violin  
カート・デ・コック(バロック・ヴィオラ) Kaat De Cock, baroque viola  
ギィ・パンソン(チェンバロ、通奏低音) Guy Penson, harpsichord    

賛助出演  
高橋弘治 (バロック・チェロ) Koji Takahashi, baroque cello  
佐治みのり(バロック・オーボエ)Minori Saji, baroque oboe
檀紙小学校リコーダクラブの皆さん Recorder Club of Danshi Elementary School      
香西志帆(インタビュアー) Shiho Kozai, interviewer  
柴田俊幸(企画・キュレーター) Toshiyuki Shibata, curator


 ●たかまつ国際古楽祭について 
たかまつ国際古楽祭は、いまや世界的なクラシックの一大ジャンルである「古楽」を高松や瀬戸内の皆さんに紹介し、招聘したヨーロッパの著名な演奏家と芸術活動を通して文化交流していただくイベントとして企画されました。同時に、招聘した演奏家たちには高松市や瀬戸内の文化に触れていただくことにより、世界でも類稀な風土と文化を持つ高松・瀬戸内と世界をつなぐ架け橋になればと考えています。  

https://www.mafestivaltakamatsu.com
https://www.facebook.com/MusicaAntiquaTakamatsu/






開催日 2018年04月21日 (土)
14:00〜19:00
開催場所 サンポートホール高松 第一小ホール
料金 全席自由 (一部関係者指定席)
1日通し券前売り券 5500円/学生3500円
プログラム A 前売り券3000円 学生券2500円
プログラム B 前売り券3000円 学生券2000円
 当日券500円増し

*学生は大学生以下対象です。
*チケット取り扱い     
 サンポートホール高松プレイガイド 087-825-5008  
 レクザムホール(香川県県民ホール) 087-823-5023  
 楽器堂オーパスイオンモール高松店 087-832-8016
主催者 たかまつ国際古楽祭実行委員会
TEL 080-5665-7050
MAIL takamatsu.kogaku@gmail.com

開催場所

住所 〒760-0019
香川県高松市サンポート
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