香川漆芸ホール内に「人間国宝コーナー」を設置します

香川漆芸では、これまで６名の人間国宝*を輩出しています。このたび、香川県漆芸研究所では、研究所が所蔵する人間国宝の手による第一級の漆芸作品を常時ご覧いただけるよう、香川漆芸ホール内に「人間国宝コーナー」を設置することとしました。
その第一弾として、いずれも本年度に県内の個人の方からご寄贈いただいた音丸耕堂と磯井如真の２作品を特別展示します。
→作品の詳細はこちらをご覧ください。

設置期日    令和３年７月１６日（金）
設置場所　 香川県文化会館１階 香川漆芸ホール内
　　　　     高松市番町一丁目１０番３９号　電話 087-831-1814

＜人間国宝とは＞
*「人間国宝」は、正式には「重要無形文化財保持者」といい、重要無形文化財に指定された「わざ」を高度に体現しているとして認定された、その「わざ」の保持者を指します。
＜香川漆芸におけるこれまでの人間国宝＞

	氏名	技法	認定年	生年～没年
	音丸 耕堂（おとまる こうどう）	彫漆	1955(昭30)年	1898(明31)年～1997(平9)年
	磯井 如真（いそい じょしん）	蒟醤	1956(昭31)年	1883(明16)年～1964(昭39)年
〇	磯井 正美（いそい まさみ）	蒟醤	1985(昭60)年	1925(大15)年生
	太田 儔（おおた ひとし）	蒟醤	1994(平6)年	1931(昭6)年～2019(令1)年
〇	山下 義人（やました よしと）	蒟醤	2013(平25)年	1951(昭26)年生
〇	大谷 早人（おおたに はやと）	蒟醤	2020(令2)年	1954(昭29)年生

重要無形文化財保持者は死去により認定解除されるため現在の保持者は〇の3名。
いずれも香川県漆芸研究所で主任講師として指導いただいている。
問合せ先　香川県漆芸研究所（高松市番町一丁目10-39　電話 087-831-1814）
※ 新型コロナウイルス感染症の防止対策に御協力の上、御観覧ください。