心を豊かにするデザインⅡ－金子正則が愛したもの－

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1950年から1974年まで香川県知事を務め、戦後香川の復興に尽力した金子正則氏。田園都市構想を掲げ、街の整備、産業、農業、青年育成などに力を入れたほか、香川用水や瀬戸大橋の準備や日米親善に努めるなど幅広い県政を行いました。一方で、建築やデザインへの造詣が深く、戦禍に見舞われた高松中心地に新しい県庁舎や文化会館などの名建築を完成させ芸術やデザイン振興にも努めたことから「デザイン知事」と呼ばれ、県内の文化芸術分野においても多大な功績を残したといえます。
今回は当館が寄贈を受けた金子正則コレクションを展示し、金子氏が晩年まで大切にしていたものをプチリニューアルして御紹介します。常に郷土香川の発展を願っていた彼の想いが伝わる資料の数々を、ぜひ御覧ください。

香川県庁舎 ロネオ、文化会館 大江チェア・大江行灯、イサム・ノグチ AKARIシリーズ、ジョージ・ナカシマ 麻の葉行灯、山本忠司 水彩画、有岡良益 肥松木工品、青峰重倫 クラフト製品、和田邦坊 うちわ、宮内フサ 郷土玩具、音丸耕堂 漆器盆･･･等、金子が愛したものを約100点展示しています。（途中展示替え有り）

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高松市歴史資料館