いざ船旅へ-大阪商船からのごあんない-
美しく穏やかな海に島々が浮かぶ瀬戸内海の風景。豊かな漁場もあり作物もよく育つ瀬戸内海地域には古くから人が集まり、内海は地域内外を結ぶ航路として重要な役割を果たしてきました。
明治時代に日本を訪れた外国人は、その景観美を地中海やエーゲ海に例えました。近代以降、宮島や屋島など沿岸地域の名所旧跡を含んだ瀬戸内海の自然風景は、観光資源として国内外に盛んにPRされます。昭和9年(1934)には日本で最初の国立公園として指定、名勝をめぐるモデルコースも整備され、各地から人々が訪れる景勝地としての現在の姿へと繋がっていきます。
瀬戸内海を巡る船旅観光航路で多くを占めたのが、大阪を拠点として設立した「大阪商船」です。大阪商船は瀬戸内海航路の船主が合併し明治17年(1884)に設立。香川県では、高松・坂出・多度津港に寄港し、輸送や観光に重要な役割を果たしました。戦後は合併して大阪商船三井船舶(商船三井)となっています。
本展では大阪商船時代に発行されたポスターやリーフレットなど、大正~昭和期(戦前)にかけて人々を瀬戸内海へといざなった“船旅のごあんない”をご紹介します。
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kurashi/kosodate/bunka/rekishi/gakushusituten.html
開催日 | 2019年01月09日 (水) ~ 2019年04月21日 (日) 開館時間9:00~17:00 |
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開催場所 | 高松市歴史資料館学習室(サンクリスタル高松4階) |
料金 | 一般200円 大学生150円 高校生以下は無料 |
主催者 | 高松市歴史資料館 |
TEL | 087-861-4520 |
trekishi@giga.ocn.ne.jp |
開催場所
住所 | 〒760-0014 香川県高松市昭和町1-2-20 |
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