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東山魁夷せとうち美術館 2018年度 第三期テーマ作品展

  • 美術

東山魁夷せとうち美術館平成30年度「第3期テーマ作品展」を開催します。

【1階展示室】
 語りかける風景/絵の主人公を探して
【2階展示室】
 冬のドイツ/巡り来る季節の中で

 テーマ作品展は、東山魁夷の版画を中心とする当館所蔵作品の中から、季節や画題、取材地などのテーマに基づいて作品を選び、紹介する所蔵作品展です。
 1階展示室では、絵画の楽しみ方の一つとして、自由な発想で絵から物語を考えることを試みます。詩情あふれる作品から、生き生きとした舞台を見るように、あなたの物語を紡ぎ出してください。
 2階展示室では、魁夷が旅して描いたドイツの風景を紹介します。秋を経て冬、そしてまた新春へと季節は巡る中、四季になぞらえた人生の春夏秋冬は一度きり。青春時代のドイツ留学の思い出を胸に温めながら、魁夷が冬の寒さの中にみるものは年ごとに深まっていきます。
一年の終わりに向けて、 また新たな年の始まりに、魁夷の作品と対話する心豊かな時間をお過ごしください。

◆会期等
会期:平成30年11月15日(木) ~平成31年1月27日(日)
休館日:月曜日(ただし、12月24日(月)、1月14日(月)は開館)
    12月25日(火)、1月15日(火)
    年末年始(12月27日~1月1日)
 開館時間:午前9時から午後5時まで(入館は午後4時3 0分まで)
 
 ◆観覧料
 一般・大学生300円(20名以上も団体料金240円)
 高校生以下、満65歳以上の方は無料 (証明書等の提示が必要)
 
◆関連行事
 ミュージアムトーク
 学芸員による作品解説を行います。
 午前11時から11時30分(観覧券必要)
  ◎11月17日(土)◎12月 1日(土)◎12月15日(土)◎1月5日(土)◎1月19日(土)

◆主な展示作品

①「二つの月」リトグラフ【1階展示室】
取材地はフィンランドの首都、ヘルシンキ。北欧の短い夏は白夜の季節で、すでに真夜中なのだが、空は夕方のように明るい。月は、針葉樹の林と共に、鏡のように静まり返った入江の水面に映って、北欧の静寂を象徴するかのような幻想的な光景となっている。





②「冬映」リトグラフ【2階展示室】
ドイツ北部の湖畔が取材地。木の根元には、黄金色の落ち葉が降り積もり、湖の水面に映った青空との色彩の対比が美しい。落葉の季節を迎えた森を、地面に目を向けて描いているが、樹木がすっかり葉を落としてまっている様子は、水面に映る梢と青空によって知れる。


③「聖夜」リトグラフ【2階展示室】
森の奥深くの小さな樅の木が、クリスマスツリーのように輝く。「ドイツの冬の旅で、深い森を冷たい雪を踏みしめながら歩いていた時の印象を描いた」という。魁夷自身の体験が基になっており、冬の寒さを耐える森の木々たちへの讃美のまなざしがある。クリスマスシーズンにぜひご覧いただきたい作品。



→チラシをダウンロード

開催日 2018年11月15日 (木) ~ 2019年01月27日 (日)
開館時間:9:00~17:00(入館16:30)
休館:月曜日(12/24、1/14は開館、12/25、1/15は休館)、年末年始(12/27~1/1)
開催場所 東山魁夷せとうち美術館
料金 一般・大学生300円(20名以上の団体料金240円)
高校生以下、満65歳以上の方は無料 (証明書等の提示が必要)
主催者 東山魁夷せとうち美術館
TEL 0877-44-1333

開催場所

住所 〒762-0066
香川県坂出市沙弥島字南通224-13